D1グランプリシリーズ第3戦

D1 GRAND PRIX SERIES Rd.3

“D1 GRAND PRIX SERIES Rd.3”
6月24日:くもり / 6月25日:くもり
来場者数:7,110名 (2日間合計)

寺町邦彦選手マシン

 これまで何度もD1グランプリシリーズを開催している筑波サーキットですが、今回は新しい競技区間が設定されました。最終コーナーからストレートを通過し、1コーナーを抜けて第1ヘアピンまでとなります。
しかし、1コーナーの立ち上がりからS字コーナーの途中まではDOSS空白区間となり、一度立て直しができるため、実質的には「最終コーナーから1コーナーまで」と、「S字コーナーから第1ヘアピンまで」の二つの区間が独立して存在するようなカタチになっています。ただし、採点は合計した得点で算出されます。

寺町邦彦選手の走り

前半は、「最終コーナーから1コーナーまで」、ドリフトをいわゆる「3発」でつなげる形になります。パワーやトルクのない車両は1コーナーまで届かせるのが難しいため、最終コーナーは、スピードを乗せるために浅い角度に抑えて立ち上がる必要があり、角度とスピードのバランスをとることに苦労していました。
後半は、S字の振りの鋭さと角度、そしてリズムが重要で、振りのタイミングが遅れ気味になって、ヘアピンでアクセルが踏めず大きく点を落とす選手も多かったです。
その中で、GOODRIDEのドライバー「TEAM-TETSUJIN OS GIKEN」寺町邦彦選手が、存分にクルマを振りまわしスピードと角度と勢いのある走りで単走ファイナルを見事8位で通過を通過しました。

寺町選手とGOODRIDEガール

 決勝日は朝に降雨があったものの、練習走行前にはあがっていました。単走ファイナルはウエットで始まりましたが、しだいに乾き最終的にはドライコンディションになりました。寺町選手はBEST16で田中省己選手と対戦し勝利。BEST8で林 和樹選手と対戦。
1本目は近い距離でついていった寺町選手ですが、第1ヘアピンで先行の林選手が流されつつ失速したのに合わせ切れなかった寺町はハーフスピン。2本目、後追いの林はかなり距離を開けられたがミスなく走ったことで林が勝ちあがりました。
今回の寺町選手の最終リザルトは、シリーズ7位(15ポイント)でラウンド3筑波戦を終えた。

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