FDJ2 第2戦レポート

2021 FDJ2 Rd.2 BIHOKU

拝啓
 貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 2021年はFDJ2にチームグッドライドウィズキンダイとして参戦することとなり、6月26日(土)・27日(日)に、岡山県の備北ハイランドサーキットにて開催されたFDJ2 2021の第2戦に参戦いたしました。
 スポンサー各社のご支援とご協力のおかげで参戦することができ、誠にありがとうございました。つきましては第2戦の報告をまとめましたのでご一読いただければ幸いです。

【イベント概要】
名称    2021 FDJ2 Rd.2 BIHOKU

開催日    6月26日 (土)・27日 (日)

開催場所   備北ハイランドサーキット (岡山県)

実施競技   6月26日 (土) FDJ22021第2戦 予選
       6月27日 (日) FDJ22021第2戦 決勝

入場者数   無観客

【チーム概要】
チーム名: TEAM GOODRIDE with KINDAI
(チームグッドライドウィズキンダイ)
マシン:SILVIA (S15) SR20+TD06L2-20G仕様
チーム代表 : 山中健司 スポッター:里井 孝夫 メカニック:緑川 泰尚 ドライバー:山中 真生

予選はロースコアの差で惜しくも2位通過!

 2021年の6月26日(土)・27日(日)の2日間、岡山県の備北ハイランドサーキットにて、FDJ2の第2戦が開催されました。
 TEAM GOODRIDE with KINDAIとしては、遠方地での開催に加え、マシンにかかる負担を考慮し、土曜日からの参加となりました。
 競技区間は最終コーナーの直後からスタートし、1コーナーへと向かって振り出したあと、2コーナーを通過し、3コーナーを立ち上がったところでフィニッシュとなります。
 練習走行では時折雨がパラつく場面もみられましたが、予選はドライコンディションでおこなわれました。
 そして注目の1本目。山中選手は堅実なラインどりとマシンコントロールで各ゾーンをクリア!スタイル34点、アングル27点、ライン22点の合計83点を獲得しました。
 続いて2本目。1本目よりも攻めてきた山中選手でしたが、ややイン寄りのラインになったことでゾーンが甘くなったのか、得点は伸ばしたものの目標だった90点台には乗せられず、スタイル34点、アングル29点、ライン26点の合計89点を獲得しました。
 おなじく89点を出していた金田選手にロースコアの差で破れ、予選2位通過という結果になりました。

会場は岡山県にある備北ハイランドサーキット。競技区間は3コーナーを立ち上がるまでとなっており、4ヶ所のアウトサイドゾーンが設けられました。

予選2本目。「すこしイン側のラインになってしまった」と山中選手は言っていたものの、1本目よりも得点を伸ばして89点を獲得。2位通過を果たしました。
トップ4では長瀬選手と対戦。1本目はミスなく走りきった中山選手でしたが、2本目の後追いで相手の失速からの加速に合わせられず、やや距離を取られてしまったことで敗退しました。

追走ではトップ4で長瀬選手に敗退して3位!

 6月27日(日)、予選を突破したトップ16によって追走トーナメントはドライコンディションのなかおこなわれました。
 まず対戦した岡田選手とのトップ16は、岡田選手のミスもあり、後追いの後半区間で詰め寄った山中選手は難なく勝ち上がります。
 そして続くトップ8は、宮城選手と対戦。ここでは1本目にミスした後追いの宮城選手のおかげもあって、1本目も2本目もミスなく走りきった山中選手は勝ち上がる結果となりました。
 しかし、第1戦でも勝っている長瀬選手とのトップ4では、トップ4では、入れ替えた2本目に長瀬選手の失速になんとか耐えて合わせた山中選手でしたが、そこからの加速でタイミング合わず、やや離されてしまいます。
 結局1本目でも近い距離をキープしていた長戦選手勝利の判定となり、山中選手はここで敗退。第2戦は麻植隆太郎選手が優勝し、長瀬幸治選手が2位、山中選手は3位という結果になりました。
 なお、山中選手としてはランキング首位の金田選手を逆転することはできなかったものの、2ポイント差まで縮めることに成功! 次戦SUGOでの逆転首位に期待がかかります。

トップ4での敗退となったものの、3位人賞したことで、ランキング首位の金田選手とは2ポイント差まで縮めることに成功!次戦での逆転に期待がかかります。

 備北ははじめてのサーキットではあったのですが、遠方地だったこともあり、金曜日の走行会には参加せず、シュミレーターで練習を重ねてきました。土曜日は途中で雨が降ったりしましたが、うまくゾーンにも合わせることができ、マシンもトラブルなく走りきることができました。そして午後からは単走での予選です。では2位だったので今回こそは単走優勝したいな、という気持ちがありました。1本日はいつも通りにミスしないように心がけて83点。そして1本目に狙い通りの点が出せたので、2本目はさらに得点を伸ばすべく思い切り行きました。しかし、1本目にパイロン弾いたことを意識して少しインのラインになってしまい、得点を伸ばすことはできたものの、90点台には届かず、89点という評価でした。最終的におなじ得点ではあったものの、ロースコアの差で金田選手にうわまわられ、またもや2位という結果になってしまいました。
 翌27日 (日) は追走トーナメントです。トップ16では岡田選手と対戦した のですが、練習走行から安定していないように見えていたので、先行では単 走通りの走りを心がけ、後追いでは振り出しで無理をせず、後半で接近する作戦を取り、それがハマり勝つことができました。
 そしてトップ8は86に乗る宮城選手と対戦しました。こちらが先行の1本目、自分の煙で前が見えなくなったのか、相手が3個目のゾーンで飛び出し てしまうミス。入れ替えた2本目は、パワー差がかなりあったので、ついていくのに必死ではありましたが、こちらはミスなく走りきったことで勝利しました。
 トップ4は前戦でも山場と感じた長瀬選手との対戦です。1本目はこちらも ミスなく走りきりましたが、後追いの選手もうまくついてきていました。入れ替えた2本目、先行の長瀬選手がすこし失連したとき、こちらは接触しないように耐えたんですが、その後の加されてしまい、負けてしまいました。
 走ったことのないコースながら、前日練習も行かず、少ない走行のなかではうまくまとめられたかなというのはあります。たくさん走れば走るほど車にも負担はかかりますしそれ自体はうまく行き、2連続で表彰台に立てた
 今回の結果で、首位の金田選手と2ポイント差まで縮めることができたのですが、 トップ4の対戦で勝ち上がれていれば逆転できていただけに、勝ちたかったですね。
 次戦は8月6日・7日のSUGOです。コース的にもSRエンジンのままでは主ツイので、2JZエンジンを搭載したニューマシンを投入予定となっています。ぼくにとってははじめての国際サーキットというのもありますし、スピードが乗るコースでどこまでやれるのか楽しみです。FDJとも併催なので、ここで優勝すればいいアピールにもなるので、がんばりたいと思います。

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